プロレスファンであれば誰もが知っている故・橋本真也氏の入場曲「爆勝宣言」や武藤敬司の初期名作「HOLD OUT」、蝶野正洋が“黒いカリスマ”になる前の「FANTASTIC CITY」などを作曲したのが鈴木氏であり、今回のアルバムには上記の各曲をリメイクしたものや小島聡の現テーマ曲なども含まれている。
イベント第一部のテーマ曲ライブでは、鈴木氏みずから闘魂三銃士のテーマ曲や小橋建太の「GRAND SWORD」を演奏。詰めかけたファンは手拍子を送り、各選手の入場を思い浮かべていた。
そして、イベント第二部には武藤と蝶野、さらに橋本氏の長男・大地君も登場し、豪華メンバーによるトークショーが行われた。
「お父さんのくつをはいてきた」と言う大地君は現在高校1年生で、身長180センチ・足のサイズが28センチと成長を続けている。
これには蝶野も「足でかいね〜」と感心するばかり。昔の思い出話や自身のテーマ曲などが語られるなか、伝説となっている1990年の東京ドーム大会における橋本氏の名言「時は来た!」(アントニオ猪木&坂口征二組との決戦に臨む直前、控え室にて橋本氏が発したこのコメントに、横にいた蝶野が失笑)に関して、蝶野が「横にいるやつが笑っちゃったからいけないな。今振り返ると的を射ているし、いい言葉を言ってるよね」と明かす場面も。武藤は入門した当時の橋本の印象を「でたらめだったよな!」と語って会場の笑いを誘い、盛り上げにひと役買っていた。
トークショー後半では、蝶野が今後のプロレス界について「プロレス・エキスポは企画はよかったけど集客がね。多くの人の前でレスリングができる環境を作りたい。団体としてのこだわりはあった方がいいし、それぞれカラーはあるべきだと思う」と述べ、IWGPヘビー級ベルトを保持する武藤に関して聞かれると「同期でがんばっているからスゴイなと思うし、ジェラシーもある。そういう状況になれば行くよ」と機運が高まりさえすればIWGP選手権での三銃士決戦を視野に入れていた。
また、三冠王者のグレート・ムタvs.蝶野というカードが提案されるや場内は大きな拍手に包まれていた。
最後に大地君が「今でも(気持ちは)変わらない。プロレスラーになる」と断言すると、蝶野は「デビュー戦で両わきを固めるのも面白いね」と武藤&蝶野&大地君による“闘魂三銃士”構想を語った。
武藤は「プロレスはもうからねぇぞ〜。大変だぞ〜」と大地君に助言しつつも満面の笑みで快諾し、イベントは終了した。
フォトセッションで武藤と蝶野に挟まれた大地君は、父親ゆずりの恵まれた体格もありプロレスラーとしての雰囲気を十分にまとっていた。
近い将来、「爆勝宣言」のテーマに乗って大地君が入場し、もう実現は不可能と思われていた“闘魂三銃士”のそろい踏みが見られるのかもしれない。
[スポーツナビ]
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