無我ワールド・プロレスリングが7日、“無我の原点”であるEBiS303で年内最終興行を行い、満員となる1200人を集めた。
この会場は、藤波辰爾社長が新日本プロレス所属時代の96年10月7日に「無我」として初めて
東京で興行を行った場所。
無我としては約8年ぶり、無我ワールドとして今年8月に旗揚げしてからは初めて“聖地”に降り立った。
6選手が参加した「無我
プレミアムトーナメント」では、ともに1回戦から勝ち抜いてきた西村修と長井満也が決勝戦で激突。
20分を超える激闘の末、長井がランニングニーアタックで西村に勝利し、優勝賞金100万円を獲得した。
決勝までに2試合を戦い抜いてきた両者だが、疲れを感じさせないファイトで気迫十分。
西村がイス攻撃、ナックル、エルボーといったラフな打撃攻撃に加え、ドラゴンスクリューからの足4の字固めで追い込むが、長井は決してギブアップせず。
スリーパーで西村を締め上げると、強烈なランニングニーアタックでケリをつけた。
試合後、全選手を代表して今年1年を締めるあいさつを行った長井は
「新日本を飛び出してすごい不安だったけど、選手、スタッフが何もできない自分を受け入れてくれた」
と、無我ワールドのメンバーたちに感謝。
無我ワールド初のトーナメントで優勝という偉業達成にも「気持ちだけです」と繰り返し、今後も無我ワールドの中で「自分らしさ」を出していくことを誓った。
一方、10年前に同所で行われた「
キャッチ・オブ・ザ・ランカッシャー・トーナメント」では優勝したものの、今回は準優勝で涙をのんだ西村だが、敗戦の
ショックはなく、試合後の
ビールかけでも笑顔で長井を祝福。
「無我がひとつになれた気がする。いい形で締めくくれた」
と、負けた悔しさよりも、1年を終えた充実感で満たされた表情を浮かべた。
藤波は
スペシャルシングルマッチで正田和彦(MAZADA)と対戦。
正田のラフファイトにペースを乱されながらも、ドラゴンスクリューからアキレス腱(けん)固めを仕掛けると、伝家の宝刀ドラゴンスリーパーで勝利した。
激動の1年を締めくくった藤波は
「来年は若い選手にとって試練の年になる」
と、無我のさらなる発展を予告。海外の未知の強豪選手や他団体選手を無我ワールドの
リングに呼び込んで、さらなる活性化をはかる方針を明かした。
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スポーツナビ]
無我プレミアム III 「戦冬」12.7 EBiS303 試合結果
posted by ドラディション at 17:57
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